Great Japan Seawall at Koizumi, Kesennuma, 防潮堤「熟議を」 気仙沼・小泉地区

Die Koizumi-Bucht, die zur Stadt Kesennuma in der Präfektur Miyagi gehört, ist nach wie vor im Focus der öffentlichen Diskussion:

Soll wirklich ein 14,7 m hoher Beton-Deich entstehen, der den Fluss und die Küste aus dem natürlichen Ökosystem abtrennen? Die Stimmung in der Gemeinde ist gespalten. Es stehen ökonomische Interessen ökologischen und humanen Aspekten entgegen.

Prof. Imamura von der Tohoku Universität macht Vorschläge.

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141019_13015.html

防潮堤「熟議を」 気仙沼・小泉地区

海抜14.7メートルの防潮堤が計画されている気仙沼市本吉町小泉地区の海岸。手前の河川堤防も高く改良される=9月下旬

 気仙沼市本吉町小泉地区への建設が決まった防潮堤をめぐり、津波防災の専門家から熟議を求める声が出ている。海抜14.7メートルの巨大建造物に対しては、住民にも見直し論がくすぶる。事業主体の宮城県には、賛否の妥結点を探り、東日本大震災後の地域像を共に描く努力が求められる。

小泉地区の防潮堤については、県が昨年11月、住民説明会で合意を得たと判断。ことし7月の説明会で湿地帯の保全など環境対策案を示した。総工費220億円で年度内の着工を見込んでいる。
これに対し、東北大災害科学国際研究所の今村文彦教授(津波工学)が9月上旬、防潮堤が未整備のまま明治三陸地震時のL1津波が襲来した場合の被害想定をまとめた。
「津波は防災集団移転先に届かない」「海岸に近い老人ホーム敷地付近まで浸水」など、具体的な状況が初めて明らかになった。今村教授は「材料不足の議論で一方的に造るのは荒っぽい」と県に柔軟な対応を求める。
地域では、住民団体「小泉海岸及び津谷川の災害復旧事業を学び合う会」が計画再考を促す活動を続けている。今回の調査、解析も会が要請して実現した。
同会事務局長の阿部正人さん(47)は「視界を遮られれば津波の怖さを忘れる。今の風景そのものが減災教育の場だ」と力説する。
対照的に、防潮堤を復興まちづくりに活用する考えもある。自治組織の小泉地区振興会連絡協議会の及川衛会長(53)は「巨大施設は見学者を引き寄せる。周辺用地も安心して使える」と早期完成を望む。
後背地はトマト栽培のハウスなどとしての活用が検討されている。県は「防潮堤の高さ、位置は決まった」(河川課)としており、賛否両派の住民が折り合う方策は今のところ見当たらない。
国の中央防災会議専門調査会の委員も務めた今村教授は「守るものの優先順位を協議してほしい。住民と行政双方が納得できる合意の道を探るべきだ」と指摘している。

[L1津波] 数十年から百数十年に1度程度発生する。国の中央防災会議専門調査会は2011年6月、防潮堤などの防災設備による流入防止を提言した。東日本大震災クラスの津波(L2津波)は防潮堤を越えるため、調査会は避難道を含めた多重防御対策を示している。

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