岩手)高田松原海岸に巨大防潮堤 来春の完成目指す

杉村和将

2015年12月10日03時00分

 陸前高田市の高田松原海岸に全長2キロの防潮堤が全容を現しつつある。工費は約310億円で進捗(しんちょく)率は8割。来年3月の完成を目指している。

震災前は、海側に高さ3メートル、山側に高さ5・5メートルの二つの防潮堤があったが、津波で流失。新たな防潮堤は、海側は同じ3メートルだが、山側は倍以上の12・5メートルの高さに整備する。二つの防潮堤の間には、市内の高台造成地などから出る土を盛り、松原を再生させる計画だ。山側の防潮堤の背後地では、土地を10メートル以上かさ上げする新市街地の造成工事が進む。

県のシミュレーションでは、東日本大震災のような最大クラスの津波は山側の防潮堤も越えるが、かさ上げした土地には浸水しないとされている。(杉村和将)

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